プレスリリース
2008年3月期決算の概況について

三井ダイレクト損害保険株式会社（社長：近藤 茂）は、2008年3月期決算の概況について以下のとおりお知らせします。

当社は「インターネット損保No.1三井ダイレクトブランド」を早期に確立するため、環境変化を機敏に捉えた事業展開を進めておりますが、その結果、ご契約件数が着実に増加し、正味収入保険料は前年同期比16.8％増の26,454百万円となり、前期末（2007年3月期）に引き続き高い成長率を維持しています。
正味損害率は63.5％（前年同期比＋5.4％）、正味事業費率は30.6％（前年同期比△0.1％）であります。

主な指標は以下のとおりです。

	2007年3月期	2008年3月期	増減	増減率
元受正味保険料	22,463	26,233	3,770	16.8
正味収入保険料	22,646	26,454	3,807	16.8
正味支払保険金	11,767	14,872	3,104	26.4
営業費及び一般管理費	6,727	7,885	1,158	17.2
保険引受利益	△ 1,678	△ 2,751	△ 1,072	-
利息及び配当金収入	82	181	98	119.9
経常利益	△ 3,443	△ 2,617	825	-
当期純利益	△ 7,018	△ 2,663	4,354	-
総資産	32,840	34,780	1,939	5.9
純資産	10,424	7,832	△ 2,592	△ 24.9
正味損害率	58.1	63.5	5.4	-
正味事業費率	30.7	30.6	△ 0.1	-
ソルベンシー・マージン比率	1,270.1	776.8	△ 493.3	-

用語	解説
元受正味保険料	元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものです。
正味収入保険料	元受及び受再契約の保険料から出再契約の再保険料を控除したものです。
正味支払保険金	元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものです。
営業費及び一般管理費	保険会社の事業活動に係る人件費、物件費、税金等で、損害調査費を除きます。
保険引受利益	正味収入保険料等の保険引受収益から保険金、損害調査費等の保険引受費用と保険引受に係る営業費及び一般管理費を控除し、その他収支（自賠責保険等に係る法人税相当額）を加減したものです。
正味損害率	＝（正味支払保険金＋損害調査費）÷ 正味収入保険料
正味事業費率	＝（諸手数料及び集金費＋保険引受に係る営業費及び一般管理費）÷ 正味収入保険料
ソルベンシー･マージン比率	行政当局が保険会社を監督する際に、経営の健全性を判断するために活用する指標のひとつですが、その数値が200％以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。

2007年度の主なトピックス

• 「事故対応サービスセンター」3センターを新設（2007年4月、10月）
  事故対応サービス体制の強化・充実を目的として、4月に「安心センター名古屋第二」「安心センター大阪第三」を、10月に「安心センター東京第四」を新設しました。
• 「eドライバー保険」（自動車運転者損害賠償責任保険）を発売（2007年6月）
  自動車を所有していないドライバーが借用自動車やレンタカーを運転する際のさまざまな事故や、急増する自転車運転中の賠償事故についても補償するインターネット専用の商品「eドライバー保険」を発売しました。
• 自動車保険の保有件数が60万件を突破（2007年10月）
• Webサイトのリニューアルならびにお客さまへの新しいサービスの取り扱いを開始（2007年12月）
  視認性、操作性、レスポンスを向上させるとともに、ホームページ（総合トップ画面）では「三井ダイレクト損保の特長」を紹介するコンテンツを画面上方に配置し、広く当社の企業情報、商品・サービス内容をご覧いただける画面に刷新しました。
• 自動車保険における保険料分割払（月払）の取り扱いを開始（2007年12月）
  クレジットカード払のインターネット契約について分割払（月払）の取り扱いを開始しました。
• 事故対応サービスに関するWebサイト上の機能を追加（2007年12月）
  Webサイトを活用した事故対応サービスの機能追加によってお客さまへのご連絡がよりスピーディーになるとともに解決までの情報がお客さま毎の「Myホームページ」の中でまとめてご覧いただけるようになりました。