プレスリリース 2012年3月期 第1四半期決算の概況について

三井ダイレクト損害保険株式会社（社長：近藤 茂）は、2012年3月期第1四半期決算の概況について以下のとおりお知らせいたします。

当社は、Web広告の戦略的活用などインターネットの特性を活かした独自のビジネスモデル展開と併せて、契約ポートフォリオの改善、事業費の効率的・効果的な投入、迅速な保険金支払への取組などを推進してまいりました。
その結果、正味収入保険料は8,677百万円（前年同期比6.1％増）、正味事業費率は22.0％（前年同期比△1.1ポイント）、正味損害率は73.0％（前年同期比△3.0ポイント）となりました。
主な指標は以下のとおりです。

	前第1四半期	当第1四半期	増減	増減率
元受正味保険料	8,155	8,654	498	6.1
正味収入保険料	8,176	8,677	501	6.1
正味支払保険金	5,689	5,798	109	1.9
営業費及び一般管理費	1,827	1,850	23	1.3
保険引受利益	895	1,040	144	16.1
利息及び配当金収入	56	50	△ 6	△ 11.1
経常利益	949	1,087	137	14.5
四半期純利益	943	1,078	135	14.3
正味損害率	76.0	73.0	△ 3.0	-
正味事業費率	23.1	22.0	△ 1.1	-

	前事業年度末	当第1四半期末	増減	増減率
総資産	44,203	44,456	252	0.6
純資産	9,975	11,136	1,160	11.6
ソルベンシー・マージン比率	640.0	664.5	24.5	-

用語	解説
元受正味保険料	元受保険料から元受解約返戻金及び元受その他返戻金を控除したものです。
正味収入保険料	元受及び受再契約の保険料から出再契約の再保険料を控除したものです。
正味支払保険金	元受及び受再契約の支払保険金から出再契約による回収再保険金を控除したものです。
営業費及び一般管理費	保険会社の事業活動に係る人件費、物件費、税金等で、損害調査費を除きます。
保険引受利益	正味収入保険料等の保険引受収益から保険金、損害調査費等の保険引受費用と保険引受に係る営業費及び一般管理費を控除し、その他収支（自賠責保険等に係る法人税相当額）を加減したものです。
正味損害率	＝（正味支払保険金＋損害調査費）÷ 正味収入保険料
正味事業費率	＝（諸手数料及び集金費＋保険引受に係る営業費及び一般管理費）÷ 正味収入保険料
ソルベンシー･マージン比率	行政当局が保険会社を監督する際に活用する客観的な判断指標のひとつですが、その数値が200％以上であれば「保険金等の支払能力の充実の状況が適当である」とされています。