プレスリリース
お客さま向けの主要な書類にカラーユニバーサルデザインを導入                〜色覚の多様性に配慮した「CUD認証」を取得し、どなたにも見やすいデザインに刷新します〜

MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社(取締役社長:河村 隆之/URL:https://www.mitsui-direct.co.jp/)は、保険契約申込み時や保険金請求時にお客さまがご利用する重要事項説明書、自動車保険金請求書などで、特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構の「CUD認証(カラーユニバーサルデザイン認証)」を取得しました。なお、重要事項説明書でCUD認証を取得したのは、自動車保険初(注)となります。
三井ダイレクト損保は、「強くてやさしい」自動車保険会社として、多様性に配慮した取組みを行うことで、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた活動を促進してまいります。

  • 2022年10月 当社調べ(日本損害保険協会会員会社の、各社公式Webサイト上で確認できたもの)

1.カラーユニバーサルデザインとは?

人間の生まれつきの色の感じ方(色覚)は、大きく5つの型に分けることができ、それぞれ色の感じ方が異なります。このうち、色を見分けることが難しく、情報が伝達されにくい人を色弱者と称します。先天的な色弱者の割合は、日本人男性の5%、女性の0.2%といわれており、日本全体では約300万人以上とも考えられます。また、色覚は病気や年齢を重ねることで変わることもあります。
こうした人間の色覚の多様性に対応し、より多くの人に利用しやすい配色を行った製品や施設・建築物、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン(略称CUD)」と呼びます。
東京オリンピック・パラリンピックでトイレなどの案内表示や各国のプラカードにCUDを取り入れるなど取組みが進みつつあります。

2.CUD認証を取得したお客さま向け書類

新ブランドコンセプトである「強くてやさしい」を具現化する取組みとして、お客さまがご利用される書類のうち、主要な書類(「重要事項説明書」、「ご契約確認シート」、「自動車保険金請求書」)にカラーユニバーサルデザインを取り入れました。「強くてやさしいクルマの保険」「強くてやさしいバイクの保険」の各書類が対象になります。 各書類について、特定非営利活動法人 カラーユニバーサルデザイン機構による検証を受け、色覚多様性に配慮したデザインとして基準を満たす認証(CUD認証)を取得したものです。 これにより、読み手の年齢や色覚等によらず、「見出しと本文」「強調されている文字とそうでない文字」などが見分けやすいデザインとなりました。

ミニコントの様子
書類名 対象 ご利用いただく場面
重要事項説明書 2023年1月1日以降始期契約 ご契約手続き時に、次の事項をご確認いただくための書類です。
1.契約概要  …補償の概要などの保険商品の内容
2.注意喚起情報…クーリングオフ制度など、ご契約時の主な注意事項
ご契約確認シート 2023年1月1日以降始期契約 契約内容がお客さまのご意向に沿っているかをご確認いただくための書類です。
自動車保険金請求書 2022年10月11日以降に受付の事故より順次 保険金のご請求時に、ご署名・お支払い先等をご記入いただく書類です。

3.CUD認証の取得により実現すること

自動車保険の加入手続きから保険金請求までの場面で、お客さまの年齢や色覚によらず、わかりやすく情報をお伝えすることが可能になりました。納得感をもって保険に加入していただけるだけでなく、万一の事故の際も、よりスムーズに請求手続きを進めていただくことができます。 三井ダイレクト損保は、多様性に配慮した商品・サービスの提供を通じ、SDGsの達成および「誰一人取り残さない」社会の実現に貢献していきます。

<カラーユニバーサルデザインを導入した帳票のイメージ>

変更点
(1)以下の通り文字色を変更し、読み手の色覚にかかわらず見分けやすい配色としました。
   従来 :深緑、黒 等(色の明度・彩度の差が少ない)
   変更後:明るい緑、オレンジ、黒 等(色の明度・彩度の差がはっきりしている)
(2)レイアウトを見直し必要な情報を確認しやすくしました。

1.重要事項説明書(表紙)
2.ご契約確認シート(表面)
1.重要事項説明書(表紙)
2.ご契約確認シート(表面)
3.自動車保険金請求書(本紙)
(記入例)
3.自動車保険金請求書(本紙)
(記入例)

三井ダイレクト損害保険株式会社


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