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「高速道路の無料化」に関するアンケート調査

◆高速道路の無料化に「賛成」50.0%、「反対」42.6%、「わからない」7.4%

  • 賛成の理由 1位:経済的に助かる68.3%
  • 反対の理由 1位:税負担のツケがまわってくるから79.8%
◆今回無料化された高速道路をすでに利用した方:17.6%
◆普段利用している高速道路が無料化になると、車を利用する機会が「増える」51.4%
  • 車を利用する機会が増えるとどうなりますか
    1位:行ったことのないところに積極的に行くようになる75.0%

「走っても走っても変わらない保険料の自動車保険」でご好評いただいている三井ダイレクト損害保険株式会社(社長:近藤 茂)は、高速道路の一部無料化実施の影響について、実施後約1ヶ月にあたる2010年7月28日〜7月30日の3日間、20代〜60代の「自動車運転者かつ、世帯での車所有者である」男女に対し、「高速道路の無料化について」のインターネットリサーチを実施し、1,117名の有効回答を得ました。

高速道路の無料化。「賛成」50.0%、「反対」42.6%、「わからない」7.4%

全回答者1,117名に対して「高速道路の無料化」について聞いたところ、「大いに賛成」と「どちらかといえば賛成」を合わせた「賛成」は50.0%、「どちらかといえば反対」と「大いに反対」を合わせた「反対」は42.6%、「わからない」7.4%となりました。(図1

「賛成」と答えた方は、男性は50代が61.6%と最も高く、女性は40代の50.5%でした。一方「反対」と答えた方は、男性は30代が51.7%、女性が30代44.3%で最も高い結果で、年齢・性別により異なる傾向となりました。

「賛成」と回答された558名に賛成の理由を複数回答で聞いたところ、「経済的に助かる」が68.3%、「観光地がにぎわって景気回復につながる」49.6%、「物流コストが削減され、商品の価格が低下する」40.9%の順となりました。

各年齢「経済的に助かる」が男女とも賛成の1位の理由でしたが、50代男性のみ「賛成」の1位の理由が「観光地がにぎわって景気回復につながる」60.9%となりました。(図2
また、賛成の理由として「本来償還が終わったら無料にすべきもの」(37歳男性)、「諸外国は基本無料が当たり前」(41歳男性)といった声も聞かれました。

「反対」と回答された476名に反対の理由を複数回答で聞いたところ、「税負担のツケがまわってくるから」が最も多く79.8%、「高速道路が渋滞すると、急いでいる時に困る」56.5%、「一部の国民だけがメリットを享受するのはおかしいから」48.1%でした。「税負担のツケがまわってくるから」と回答された方は30代女性が94.1%と最も多く、逆に一番少なかったのは男女共に20代で、男性が62.5%、女性が72.7%となり、また、「一部の国民だけがメリットを享受するのはおかしいから」と回答された方は60代男性が61.1%と最も高く、20代女性が29.5%が最も低くなり、いずれも年代により差のある結果となりました。(図3

反対の理由として環境への影響を含む「その他」と回答された方は全体の9.0%で、「環境に悪い。車を乗る人が増えると二酸化炭素が多くでるから」(20歳女性)、「ガソリン消費、排気ガスの増加」(63歳男性)といった声も聞かれましたが、反対の理由として環境への影響を上げられた方は少数でした。

今回無料化された高速道路について。「利用した」17.6%

自分・家族名義または家族名義以外の車を持っている1,075名に、「今回無料化となった高速道路を利用したまはた利用しようと思うか」について聞いたところ、「利用した」17.6%、「利用していないが利用したいと思う」38.8%、「利用していないし、あまり利用しない」40.2%、「わからない」3.4%となりました。(図4

普段利用している高速道路が無料化になると、車を利用する機会が「増える」51.4%、「変わらない」47.6%、「減る」0.9%

自分・家族名義または家族名義以外の車を持っている1,075名に、普段利用している高速道路が無料化になると、車を利用する機会(プライベートでの車の利用)が増えると思うか聞いたところ、「かなり増える」と「やや増える」を合わせた「増える」は51.4%、「変わらない」47.6%、「減る」0.9%となりました。(図5

「増える」と回答された方は、男性は50代(64.8%)、女性は20代(61.6%)が最も多く、年齢・性別により異なる傾向となりました。

増えると思う車の利用目的は「観光・史跡めぐりに行く」68.0%

普段利用している高速道路が無料化になると車を利用する機会が「増える」と回答した553名に複数回答で「増えると思う車の利用目的」について聞いたところ、「観光・史跡めぐりに行く」68.0%、「温泉に行く」50.3%、「ショッピングに行く」46.3%、「テーマパークや遊園地に行く」45.6%、「実家に行く」36.7%となりました。「観光・史跡めぐりに行く」と回答された方は、男性は20代(73.3%)、女性は50代(84.0%)が最も多い結果となりました。(図6

車を利用する機会が増えることで「行ったことのないところに積極的に行くようになる」75.0%

普段利用している高速道路が無料化になると車を利用する機会が「増える」と回答した553名に複数回答で「車を利用する機会が増えることで、どのような変化があると思うか」を聞いたところ、「行ったことのないところに積極的に行くようになる」75.0%、「外出により、月々の支出が増える」54.1%、「同じところに行く頻度・機会が増える」35.8%、「遠方の人との交流が増える」29.3%、「家族や夫婦・恋人との仲がよくなる」26.4%となりました。

「行ったことのないところに積極的に行くようになる」75.0%に対し、「同じところに行く頻度が増える」と回答された方は35.8%と、行ったことのない場所に訪れる傾向が強いことが伺えます。(図7

「外出により、月々の支出が増える」と回答された方は男女ともに30代で、男性73.0%、女性57.6%と、30代において支出に対する感覚が敏感なことがうかがえます。
また、車を利用する機会が増えることで「時間の節約から生活が豊かになる」(51歳男性)といった声も聞かれました。

普段利用している高速道路が無料化になっても、車を利用する機会が増えない理由「車は必要なときしか乗らないから」58.0%

普段利用している高速道路が無料化になると車を利用する機会が「変わらない」「減る」と回答した522名に複数回答で「車を利用する機会が増えない理由」について聞いたところ、「車は必要なときしか乗らないから」58.0%、「高速道路に乗るほど、車で遠くに行かないから」42.9%、「高速道路が混雑するから」21.1%、「できるだけ外出を控え、節約したいから」11.7%、「高速道路は慣れておらず、怖いから」9.4%となりました。(図8
各年代別で集計すると、「車は必要なときしか乗らないから」が、50代女性以外では最も高い理由となり、「車は必要なときしか乗らないから」とお考えの方にとって、高速道路の無料化が車の利用増加にはつながらないと思われていることがうかがえます。

普段利用している高速道路が無料化になると、仕事上で車を利用する機会が「増える」28.5%

現在、仕事上で車を利用することがあるかについて「頻繁にある」と「たまにある」を合わせた「ある」と回答した421名(全体の37.7%)に複数回答で「普段利用している高速道路が無料化になると、仕事上で車を利用する機会が増えると思うか」について聞いたところ、「かなり増える」と「やや増える」を合わせた「増える」は28.5%、「変わらない」70.3%、「減る」1.2%となりました。(図9

仕事上での車を利用する機会増加により「取引先への訪問回数が増える」46.7%

<>普段利用している高速道路が無料化になると、仕事上で車を利用する機会が増えると思うかについて「かなり増える」と「やや増える」を合わせた「増える」と回答した120名に複数回答で「増えることで、どのような変化があると思うか」について聞いたところ、「取引先への訪問回数が増える」が46.7%と最も多く、次いで「営業活動が車中心になる」「通勤で車を使うようになる」が34.2%と同数となりました。(図10

アンケートのまとめ

今回の「高速道路の無料化について」のアンケート調査結果より、高速道路が無料となると、少なからず車の利用頻度・利用機会が増えることがわかりました。
車を利用する機会が増えると、事故や故障の機会等も増加しますので、車を利用する機会が増える方は今まで以上に安全運転を心がけましょう。

三井ダイレクト損保の自動車保険は「走っても走っても変わらない」保険料体系で、これからもみなさまの楽しいカーライフと事故の無い安全な社会を応援していきます。

図1:高速道路の無料化について

図2:高速道路の無料化「賛成の理由」

図3:高速道路の無料化「反対の理由」

図4:無料化実験後の無料となった高速道路の利用状況

図5:普段利用している高速道路の無料化による車を利用する機会について

図6:増加が想定される車を利用する機会について

図7:車を利用する機会の増加による変化について

図8:車の利用が増加しない理由について

図9:普段利用している高速道路の無料化による仕事上での車を利用する機会について

図10:仕事上での車を利用する機会増加による変化について

調査概要

調査タイトル 高速道路の無料化について
調査対象者 全国のTカード会員のうち、
  • 自動車運転者かつ、世帯での車所有者
  • 20歳〜69歳、男女
調査期間 2010年7月28日(水)〜7月30日(金)
調査方法 インターネット調査(PC)
調査地域 全国
有効回答数 1,117人
実施機関 Tリサーチ(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社)

〜報道関係者様へのお願い〜
本内容の転載にあたりましては、「三井ダイレクト損保調べ」と付記のうえご使用いただきますよう、お願い申し上げます。
また、転載いただきました際はお電話等にてご一報いただければと思います。

会社概要

会社名 三井ダイレクト損害保険株式会社
代表者名 取締役社長 近藤 茂
設立 1999年6月
(物産インシュアランスプラニング株式会社として設立)
所在 東京都文京区後楽1丁目5番3号
業務内容 損害保険業

お問い合わせ先

経営企画部
TEL(03)5804-7540
受付時間:9時00分〜17時00分(月〜金)

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