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トピックス チャイルドシート義務化20年 「使ってよかった」 81.3% 「子に嫌がられ苦労」 73.1% 対処は 「飲み物・食べ物」や「おもちゃ・絵本」 〜チャイルドシートの使用に関する調査〜


三井ダイレクト損害保険株式会社

MS&ADインシュアランス グループの通販型自動車保険を取り扱う三井ダイレクト損害保険株式会社(取締役社長:宮本晃雄/URL:https://www.mitsui-direct.co.jp/)は、開業20周年を機に、法律で使用を定められてから今年で20年となるチャイルドシートの使用に関する調査を、子どもがいる全国20代〜40代の男女1,000人以上を対象に行いました。

調査対象

自家用車を持ち、チャイルドシート使用経験のある、子どもがいる全国の20〜49歳の男女1,103人

調査結果のポイント

  • 7割以上の親が、子どもにチャイルドシートへの着席を嫌がられ苦労した経験がある
  • 子どもがチャイルドシートを嫌がって、車の利用を断念したことがある人34.7%
  • 嫌がる子どもに効果的な対処法 1位は「飲み物・食べ物」、2位は「おもちゃ・絵本」
  • チャイルドシートを使ってよかったと思ったことがある 81.3%
    多くが「急ブレーキ」「事故」など、実際に危険な経験をした時に実感
  • 6歳未満の子どものチャイルドシート使用義務を「知らない」と答えた親がまだ1割弱も
    未使用時の事故で過失割合が加算される可能性があることを「知らない」のも約1割

調査の背景と目的

  • チャイルドシート義務化から20年の今年は、当社にとっても開業20周年の節目の年。
  • 2020年8月の埼玉県をはじめ、自治体でも「チャイルドシート・シートベルト着用推進運動」を行なっているが、警察庁と一般社団法人日本自動車連盟(JAF)が2019年に合同で実施した調査によると、使用率は7割程度。
  • 「事故のない快適なモビリティ社会」の実現に向けて、チャイルドシートの使用率向上への寄与を目的に、当社独自のチャイルドシートに関する調査を実施。

調査一覧

①7割以上の親が、子どもにチャイルドシートへの着席を嫌がられ苦労した経験がある

7割以上の親が、子どもにチャイルドシートへの着席を嫌がられ苦労した経験。若い親ほど苦労する傾向に。

  • 1,103人の親のうち、7割以上(73.1%)が、子どもにチャイルドシートへの着席を嫌がられ、
    苦労をした経験があると回答しました。
  • 年代別では「毎回苦労している」を選んだ割合により大きな差が現れ、20代が27.0%に対して
    30代は16.5%、40代は6.4%となり、若い親のほうが、より苦労している傾向が見られました。

②子どもがチャイルドシートを嫌がって、車の利用を断念したことがある人34.7%

子どもがチャイルドシートを嫌がって車の利用を断念したことがある人34.7%

  • ①で苦労した経験があると答えた806人のうち、34.7%に当たる280人が、子どもがチャイルドシートを
    嫌がったので車の利用自体を断念した経験があると回答しました。
  • ここでも年代によりその傾向に差があり、40代では断念したことがある割合が20.1%だったのに対し、
    30代では36.5%、さらに20代では40代の2倍以上、43.8%となりました。

③親が選んだチャイルドシートを嫌がる子どもに効果的な対処法、
1位「飲み物・食べ物を用意」 52.1%、2位「おもちゃ・絵本など遊ぶものを用意」 50.5%

親が選んだチャイルドシートを嫌がる子どもに効果的な対処法

  • ①で苦労した経験があると答えた806人の親に、その対処法として効果的だったと思うものを
    聞いたところ、最も多く選ばれたのは、全年代共通で「飲み物・食べ物を用意した」で、52.1%でした。
  • また2位には「おもちゃ・絵本など遊ぶものを用意した」が50.5%など、子どもが喜んだり、楽しむものを
    与える方法が効果的という結果でした。一方で、「泣いても気にせず、強引に乗せた」を選んだ人も
    32.5%おり、親の苦労を垣間見ることができました。

④チャイルドシートを使ってよかったと思ったことがある 81.3%
多くが「急ブレーキ」「事故」など、実際に危険な経験をした時に実感

チャイルドシートを使ってよかったと思ったことがある 81.3%<br>
多くが「急ブレーキ」「事故」など、実際に危険な経験をした時に実感

  • 81.3%が、「チャイルドシートを使っていてよかったと思ったことがある」と回答しました。
  • また、そう思った経験として「急ブレーキをかけた時」をあげた人が非常に多く見られました。
    中には実際に事故に遭ったが子どもが無事だったという経験をあげた方もいるなど、
    実際に危険な体験をした時にチャイルドシートの価値を実感されています。

⑤6歳未満の子どものチャイルドシート使用義務を「知らない」と答えた親がまだ1割弱も未使用時の事故で過失割合が加算される可能性があることを「知らない」のも約1割

1割の親がチャイルドシート使用義務を「知らない」と回答 未使用時の事故で過失割合が加算される可能性があることを「知らない」のみ約1割

  • 1割弱(9.1%)の親が、6歳未満の子どもへのチャイルドシート使用義務を「知らない」と回答しました。
  • 交通事故時にチャイルドシートを使っていないと過失割合が加算される場合があることを
    「知らない」という回答も、約1割(12.8%)となりました。

子どもが嫌がっても必ずチャイルドシートを使用し、安全で楽しいドライブを

今回の調査では、時には車の利用を断念することもあるほど、チャイルドシートを嫌がる子どもに苦労をした方が多くいることが良くわかりました。その中で多くの方が「効果的だった」と感じた対処法は、他の方にも参考にしていただけるのではないかと考えています。
特に近場へのお出かけ時など、お子さまが嫌がると、ついついチャイルドシートに乗せずに運転してしまうかもしれませんが、チャイルドシートの使用は交通事故の被害からお子さまを守る大切なものです。この機会にぜひ一度、あらためてご自身のチャイルドシートの使い方を確かめていただきたいと思います。

調査概要

調査期間 2020年7月21日〜7月24日
調査対象 自家用車を持ち、チャイルドシートを使った経験のある、
子どもがいる全国の20歳〜49歳の男女1,103人
調査方法 インターネット調査
回答数 1,103人
  • 一部質問はそのうち806人が回答

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